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アースキャラバンが国連で開催された「核拡散防止会議」に参加しました

2019/05/12(日)
世界の核兵器廃絶の推進のために、アースキャラバンは5月1日から3日にかけて国連本部で開催された、2020年核不拡散条約検討会議の準備委員会で国連軍縮事務局によって開催された、世界中からの非武装NGO団体の集まりに参加しました。
核兵器廃絶を支援する署名を10億集める世界的運動、
被爆者たちの抵抗を立ち上げ、
それを知らしめるための一連の強い感動を与える活動をやっている、
PEAC協会からアースキャラバンはニューヨークに招待されました。

写真:左からヤスミン・アボウザグロ、レニー・アワード、レベッカ・アイビー、スティーブ・リーパー、濱住治郎氏、木戸季市氏
 
 
芸術と活動家との融合
 
この準備委員会開催中の5月1日に、アースキャラバンは「平和の火を運ぶ人たち」としてベルウェザー・ギャラリーで大々的に取り上げられました。
ベルウェザー・ギャラリーは人類の為に創造的な活動をしている先駆的な芸術家たちを支援しています。
 
このイベントでは、広島と長崎の原爆被爆者の方々が力強くお話しをされ、
そして次世代の代表としてアースキャラバンの一行であるヤスミン・アボウザグロとレニー・アワードにトーチを渡すとても象徴的なセレモニーが行われました。

広島の火をフランシスコ・ローマ法王に手渡したアースキャラバンのバチカンへの巡礼にも参加した、テキサス州ダラス出身13歳のヤスミンは、次のように述べています。

「広島と長崎に原爆が投下されたのは、不道徳で差別的な行為です。
このようなことがまかり通ってしまう狂った世界では、私たち自身がまず違いを認め合うことが必要です。
そして、私たち一人一人が唯一無二の存在であらしめているその違いを称えることで、
類似点を見つけることができます。
核戦争のような憎しみの行為はもう終わりにしなければなりません。
互いを愛し、感謝し合えることを学べるような世界に取って替わる必要があります。」
国連でトーチを受け渡たされる

5月3日金曜日、国連本部において、PEAC協会は、被爆者の声を訴える円卓会議を開催しました。
そこには、日本被団協事務局長 木戸季市氏、日本被団協事務局次長 濱住治郎氏そして世界宗教者平和会議牧師 神谷昌道氏らが参加されました。
 
被爆者の方々は、広島と長崎への原爆投下後のことを語り、平和、人権について、そして、いかに世界が核軍縮を完結できるよう前進するかについて話し合いを進めました。
そして被爆者の方々はトーチを文字通りすべての世代の参加代表としてのヤスミンとレ二ーに手渡されたのです。

14歳のパレスチナ系アメリカ人のレニーが、年長者の平和活動家たちからトーチを受け取った時、彼女はつぎのように述べました。

「私は平和が常に答えであることを学びながら大きくなりました。
そして今日またこの想いを強くすることができました。
平和は一人の人間のためではなく、生きとし生けるものすべてをよりよくします。
パレスチナ人として、私の家族はたくさんのことを経験し、そして平和が常に答えであると確信しています。広島と長崎に原爆が投下されたことはとても恐ろしく、そして二度と起きないようにする必要があります。
一緒に核兵器を禁止し、より良き世界のためにがんばりましましょう。」
「被爆者の訴え」を支援するために、核兵器を終わらせるための嘆願書に署名をいただけたらありがたいです。
アースキャラバンの核兵器廃絶運動を支援する方法についてもっと知りたいと思われた方は、ここをクリックして下さい(英語ページ)。
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